「海と空に癒される。沖縄・海中道路で“何もしない”贅沢」

【私ごと】

最近、なんだか心がざわざわしていました。

家のこと、子どものこと、仕事のこと……。やらなきゃいけないことは山ほどあるのに、体も心もついてこない日が続いていて。

以前「あなたは海に行ったら癒されるよ。」と言われたことがあり、ふと思い出しました。

普段なら「そんな時間ないよ」と一蹴してしまいそうですが、その日はなぜかその言葉が心に残っていて。思い切って、家から車で20分ほどの「海中道路」へ行ってみることにしました。

ただ、海を眺めに行く。それだけで心が軽くなる

海中道路は、海の上をまっすぐ伸びる道路。両側に広がる青い海、遠くに見える島々、空と海の境界線があいまいになるような風景が、とても美しい場所です。

駐車場もいくつかあって、停めやすいのもありがたいポイント。今回は、飲み物とちょこっとしたお菓子、そしてコンパクトなレジャーシートを持って行きました。

レジャーシートを広げたのは、大きなパイナップルの木の下。ここがちょうどいい木陰になっていて、日差しをやわらげてくれます。海風も心地よく吹いていて、真夏のような暑さでも、ここでは不思議と涼しく感じました。

眩しさの中で、目を閉じて感じる時間

私は、空や海をじっと見ていると、眩しくて目が疲れてしまうタイプ。だから、途中から目を閉じて、耳を澄ませてみました。

波の音、風が葉を揺らす音、どこからか聞こえる鳥の鳴き声。

どれも自然の音なのに、こんなにも心が落ち着くものなんだなと、あらためて実感しました。

スマホの通知も気にせず、時計も見ずに、ただただその音に身を委ねる時間。言葉にすると単純なことなのに、こんなに癒されるなんて思ってもみませんでした。

癒しは、遠くにあるものじゃない

今回、20分ほど車を走らせただけで、こんなにもリフレッシュできたことに驚きました。

癒しって、特別な旅行や高級なスパじゃなくても、こんなふうに「今、自分に必要なことをしてあげる」だけで感じられるものなんですね。

これからも疲れたときは、またここに来よう。

お天気のいい日に、ちょっとしたおやつと飲み物を持って。

子どもたちが学校や園に行っている時間に、1時間でもこうして自分の心と向き合う時間を持てたら、それだけできっとまた元気に戻れる気がします。

みなさんも、もし最近ちょっとお疲れ気味なら、静かに「ぼーっ」とできる場所を探してみてくださいね。きっと、心がふっと軽くなる瞬間があるはずです。

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