『DIE WITH ZERO』を読んで考えた“思い出をつくる”を大切にする生き方

【アウトプット】

最近読んだ『DIE WITH ZERO(ダイ・ウィズ・ゼロ)』という本が、私の中で大きな転機となりました。

読み進める中で、私は「人生をどう過ごすか」について具体的なヒントをもらいました。今日はその中でも特に印象的だった3つの気づきを、自分の生活と照らし合わせながらシェアしたいと思います。

“今しかできないことにお金を使う。”

本の中で「親が財産を分け与えるのは、子どもが26〜35歳のときが最前」と書かれていました。なるほど、確かにこの年代はキャリアや家庭の基盤を築く大切な時期。親からの援助があることで、選択肢の幅が大きく広がるのです。私も自分の子どもたちがその年齢になる頃に、そうしてあげられるよう備えたいと思いました。

また、自分自身の人生設計としては「資産を減らすポイントは45〜60歳」とのこと。これまで貯めてきた資産を、仕事だけに縛られず、旅行や趣味、家族との時間に使っていく時期です。私はちょうどその頃、Webライターとして柔軟に働きながら、自由な時間を満喫する生き方を目指したいと思っています。

その第一歩として、今は会社員だけではなく、自分のスキルで稼ぐ力を身につけるためにWebライター講座への申し込みを決めました。時短勤務からパート勤務への移行を検討しており、一時的に手取りは減りますが、それ以上に得られるものがあると考えています。

“時間とお金を健康に投資する。”

「医療費は病気の“治療”に使うより、健康を保つための“予防”に使うほうがはるかに賢明」——これもとても納得できる考えでした。つい後回しにしがちな健康診断や歯科検診。ですが、これを習慣にすることで、未来の自分を守ることができるのです。今では、年に2回の職員健診はもちろん、歯科検診にも定期的に通うようにしています。

また、毎日の生活でも「なるべく体を動かす」ことを意識しています。仕事中はできる限り立って作業し、休日は子どもたちと公園で遊ぶ。お金がかかる健康法ではなくても、「日常をちょっとだけアクティブにすること」が、長い目で見た健康の投資だと感じています。

“人生で最も価値があるのは“思い出”。”

この本の中で最も心に響いたのが、「人はモノではなく経験にお金を使う方が幸せになれる」という考えです。特に「6歳の子どもと過ごす時間を先送りし続けることもできない」という一文にはハッとさせられました。

私には6歳の長男をはじめ、3人の子どもがいます。日々忙しい中でも、できるだけ“今のこの瞬間”を一緒に過ごすことを大切にしたいと強く思いました。そのためには、働き方も見直す必要があります。ただの時短勤務ではなく、家にいながらできる仕事で収入を得る道を探りながら、「家族と過ごす時間」と「自分の成長」を両立させていきたいです。

また、「老後で何より価値が高まるのは思い出」という言葉にも深く共感しました。老後に物やお金をたくさん持っていても、心が満たされるのは“思い出”なのだと思います。これからは家族旅行や季節ごとのイベントなど、心に残る体験をどんどん積み重ねていきたいと考えています。

おわりに

『DIE WITH ZERO』は、単なるお金の使い方の本ではなく、「どう生きたいか」を問い直す本でした。子育て中の今だからこそ、人生のステージごとにどうお金や時間を使っていくのか、しっかりと向き合うきっかけになりました。

これからも「思い出をつくる」ことを大切にしながら、自分らしい働き方と暮らし方を模索していこうと思います。

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