保育園から自宅までの道のりに、私はちょっとした楽しみを見つけています。それは、無人販売の野菜売り場めぐり。
畑道や農道が続くルートには、なんと5か所ほどの無人販売所があり、まるで宝探しのような気分で野菜を探しています。
無人販売所とは、地域の農家さんが収穫したばかりの野菜や果物を、簡単な棚や箱に並べて販売している無人の売り場。
お金は備え付けの料金箱に自分で入れるスタイルで、地域の“信頼”で成り立っています。
帰りにワクワクしながら立ち寄ってみると、箱の中にマンゴーが…!
「えっ、こんなところでマンゴー!?」
思わず二度見して、すぐにお金を入れて購入しました。スーパーで買うよりずっとお得で、何より地元の農家さんが育てたと思うと、安心感もあります。
そのほかにも、オクラ、ピーマン、パプリカなど夏野菜がずらり。どれも採れたてで新鮮。お値段も良心的で、100円〜200円程度で袋いっぱいの野菜が買えることも。子育て中で食費が気になる我が家には、本当にありがたい存在です。
何よりも嬉しいのが、子どもたちと一緒に楽しめるということ。
「今日は何があるかな?」
「この野菜、何て名前だろう?」
「これ食べたことある?」
そんなやりとりをしながら、野菜に興味を持ってくれるのが嬉しいポイントです。スーパーよりもずっと近い距離感で野菜に触れられるのも、無人販売ならでは。
時にはお花や多肉植物が置いてあることもあり、つい足を止めてじっくり見てしまいます。どの販売所も少しずつ個性があり、農家さんの心遣いや工夫が垣間見えるのも魅力のひとつです。
無人販売を利用するメリット
・地元の新鮮な野菜が手に入る
・スーパーよりも安いことが多い
・旬の野菜を知ることができる
・子どもと一緒に選ぶ楽しさがある
・地元の農家さんを応援できる
普段は車で通り過ぎてしまいそうな道も、少し目を凝らすと、魅力的な無人販売所がたくさんあります。
たまに農家さんとお話しする機会もあり、サービスでお野菜をいただくことも。地域のあたたかさにもほっこり。
これからも、送り迎えのついでに、子どもたちと一緒に“野菜の宝探し”を楽しんでいきたいと思っています。
もし、近くに無人販売所がある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。思いがけない掘り出し物に出会えるかもしれませんよ。